ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ:誉田哲也

著:誉田哲也

【あらすじ】
ジウⅠ
特殊犯捜査係【SIT】に所属する美咲基子。水と油のように対照的な2人だったが、白昼発生した人質籠城事件を境に、美咲は所轄署へ飛ばされ児童誘拐事件の捜査本部に加わることになり、基子は女性初のSAT隊員に任じられる。籠城犯・岡村の供述で、誘拐事件の主犯が中国人の少年・ジウであることが判明する。ジウの潜伏先を探していた捜査本部は、ある痕跡から1軒の廃墟のホテルに目星を付け張り込みを開始する。そこで発生した新たな誘拐事件。SATが出動し事件は解決するが、警官1人が殉職し、ジウも犯人の中にはいなかった。

ジウⅡ
誘拐事件の犯人5人を1人で制圧した基子は、巡査部長に特進するが、上層部の事情で所轄署へ異動となる。記者の木原からジウの存在を聞かされた基子は、木原と共に独自にジウを捜索することを決め、やがて基子はジウと相対する。だが、ジウの俊敏な動きに勝つことが出来ずに拉致され、“新世界秩序”のミヤジという男に組織に協力するよう要請される。誘拐犯・竹内の供述から、事件に“新世界秩序”という謎の理念を持つ組織が存在すること、ジウもまたその組織に関係していることが判明する。捜査本部の東に接触してきた公安部からの情報により、最近頻発する軽微な事件でも“新世界秩序”と供述する者が多くいたことを知らされるが、その全容は依然として不明だった。

ジウⅢ
壊滅したSATを早急に再編するため、基子は再びSATへ舞い戻り、制圧一班の班長に任じられる。優秀な部下5人を得て訓練に励む基子だったが、5人は全員ミヤジの手先であった。衆議院議員の選挙応援演説の警備を担当することになった基子は、ミヤジの指示通り応援に駆けつけていた内閣総理大臣を拉致する。それとほぼ同時に、歌舞伎町に通じる全ての道路が一斉に封鎖され、歌舞伎町は孤立した“新世界”となり、暴徒と化した人々が銃撃戦を繰り広げる。歌舞伎町を封鎖したミヤジは総理大臣を人質に、歌舞伎町の治外法権を認めるよう要求する。

【感想】
圧倒的なリアル感がとてもおもしろく3冊をあっという間に読破。タイプの違う2人の女性警察官を主人公にふたつの時間軸で流れていく話ですが、時には離れたり、時には交差したりと緻密な関係性が感じられます。三作目ではちょっと非現実的な犯罪になっていきますが、某宗教団体の犯罪も考えればこのような事もなきにしもあらずか。

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