聖女の救済:東野圭吾

著:東野圭吾

【あらすじ】
男がその言葉を口にしたとき、女は最後の決意を固めた。あの白い粉の力を借りるときがやって来た――。IT会社社長の真柴義孝が自宅で変死体となって発見された。死因は毒物による中毒だ。草薙刑事は被害者の愛人だった若山宏美を第一容疑者として疑うが、彼の同僚の内海 薫は真柴の妻・綾音の行動に不審を持ち、別行動で調べ始める。だが綾音には鉄壁のアリバイがあった。そのアリバイを崩すためには、湯川 学の力を借りる以外にないが……。

【感想】
人気の探偵ガリレオシリーズです。過去の難事件は物理学を応用して豪快な実験と検証からの事件解決が多かったのですが、今回はとても緻密な犯罪。ほぼ完全犯罪に近い難事件を解決したわけですが、その殺害方法は「虚数解」。仮定しなければ解けない問題ということでさすがの湯川も負けると感じたほど。犯人は「殺すために生かした・・・」。前代未聞の殺害方法にとても引きこまれました。女性の執念は怖いです。

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