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「こどものために」なっているのか?

katagurumaみなさんこんにちは。リオオリンピック終了しました。日本人選手の活躍に、毎朝ダイジェスト映像をみては目を腫らしながら出勤したものです。開催中は各国アスリートのスポーツマンシップに心打たれた方も多いのではないでしょうか。見習うべきは記録だけではないです。さすが、オリンピック代表選手です。

今のご時世、幼児期からの習い事のひとつやふたつは当たりまえですね。我家の子供達も体操とスイミングを習っていますが、9月から息子くんは習い事を変更します。息子くんは体操⇒ダンス、スイミング⇒サッカーに。体操と、スイミンングはやめるわけでなく、保育園で行っている体操教室と外部提携しているスイミングスクールに移籍するような感じ。なので平日の通園時間内で継続できるわけです。

ダンスは保育園の仲良しお友達が習っていて熱烈オファーもあり、リズム感学ぶのによいかもとやってみる事に。サッカーは@kamichikiのほぼ独断でですが、そろそろチームプレーというものを知ってもらいたいとの考えもあります。ランバイクではたくさんのお友達はできましたが、基本個人競技ですからね。

別にアスリートを育てようとしているわけではありませんが、@kamichikiも妻も、運動は得意なほうではなかったので、相応の運動が不自由なくできればという思いからなのです。色々経験・体験させ、将来本人の好きな道の選択肢を増やしてあげたいなという思いも。

「こどものために」という事で、色々体験会や習い事をしてきましたが、やはりどうしても多くを求めてしまいがち。ランバイクしかり、体操、スイミング、サッカーと、教室や体験会を見学に行くと、先生やコーチに言われた指示が、実践できていないことが多い事に気付きました。冷静に考えれば出来なくて当たり前なんですよ。どれも初めてか、数回しか経験していないのですから。しかし、同じ年頃の子供達と一緒に練習していると、どうしても他の子供と比べてしまう事もあるのですよね。

そんな時、あるサッカーサイトのコラムを読んで愕然。

「こどものために」なることをしたいのであれば、どんな性質と特性があり、どのように対処するべきかをしっかりと知らなければならない。」

また、認知心理学では次のような一節もあるようです。

「言った」というのは、相手が「聞いた」ということにはならない。
「聞いた」というのは、「理解した」ことにならない。
「理解した」というのは、「納得した」ということにならない。
「納得した」というのは、「把握した」ということにならない。
「把握した」といいうのは、「動ける」ということにはならない。

人は主観的に物事をとらえてしまうものです。自分がなにかを言えば、それは必然的に相手に聞いてもらったとイコールに考えがちです

「言う」⇒「動く」までのステップが長いこと。相当なコミュニケーションステップが必要なんですね。1、2時間の体験や数回の発言で、子供達に出来る様になれというのも無理があるのがよくわかります。少しづつ長い目でゆっくりと丁寧に伝えなければですね。

今後は息子のサッカー教室が始まります。サッカーを少し知っているだけに、見ていたらなんだかヤキモキしそうですし、いらぬ口を出しそうですが、そうならぬよう注意したいと思います。

以下リンクのサイトコラムの中にある、こどもの年代別の特性を考慮して考えられた『年代ごとに習得すべきスキル要素』は参考になりました。他のスポーツなどにも参考になると思います。未就学児は、体を動かす(友達と遊ぶ)が、ちゃんとできればいいんだ。と、ちょっと安心。

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