南流山センターで開催された「ながれやま子育てコミュニティ なこっこ」主催の、「男ができる産後の準備」に参加してきました。最も大変な産後1ヶ月の奥さんを旦那さんはどのようにサポートするかがテーマです。定員20組ということでほぼ満員に近かったのではないでしょうか。講師である渡辺大地さんの話を聞きながらグループワークをしたりと、笑いが絶えない中、約2時間の講習を受けました。
男女別々に着席の後、
・埼玉vs千葉
・お隣さんの第一印象はどんな人?
・産後手伝って欲しい家事上位3つは何?
・夫婦間で妊娠中にして欲しい家事、してあげたい家事
・家に帰ったら妻が・・・
・産後クライシスとは・・・
など、男女に分かれてのグループワークをしながら和気藹々と進んでいきます。”埼玉vs千葉”はつかみネタのようでしたが、”夫婦間で妊娠中にして欲しい家事、してあげたい家事”では殆どの夫婦間で認識の違いがあらわになっていました。
ちなみに奥様達からして欲しい家事は、「食器洗い」、「風呂・トイレ掃除」、「ゴミ捨て(分別まで含む)」が多数でした。中には「(旦那が)自分自身の事」という声も。男性諸君!「ゴミ捨て」とは、分別までしての事であって、ゴミステーションに持っていくのは、ただの「ゴミの運び屋」らしいです。
そして、”立会い出産します(しました)か?”の質問には、「服を取りに行っている間に生まれてしまいました」とか、「ちょっと用事をしている間に生まれてしまいました」とかいうお父さん達も数人いました。
渡辺さんの実体験を元にした”家に帰ったら真っ暗の部屋の中、妻が育児も家事も放棄し泣いていた・・・”の話では、女性が育休後に仕事復帰する事の難しさ、それに伴う人間関係の問題や心の疲労等を解説して頂きました。もしあなたが同じ状況になったら、あなたは妻に何をしてあげられますか?という難題に男性陣の殆どは困惑。「様子を見る」、「そっとしておく」等、触らぬ神に祟り・・・ではないですが、男性陣はそっと見守りたい的な回答多数。しかし、女性陣からの回答は、大半が「声を掛けて欲しい」、「話を聞いて欲しい」が多かったです。
また、「産後クライシス」の話では、「里帰り出産」を例に、里帰りをすると夫が父親としての実感を抱きにくくなる事や、里帰り出産をしないご家庭でも、旦那さんが育児をがんばり過ぎて「産後うつ」になる可能性があるというお話もありました。育メンの人注意です。
渡辺さん曰く、産後クライシスにならないためにも、産前から夫婦で家事・育児の持分を話し合う準備が必要。そして、親や身内の援助が得られない家庭では旦那にばかりに頼らず、時に「家事サポート」や「ファミリーサポート」等を利用し、お互い無理せず産後1ヶ月を乗り切りましょうとの事でした。
産院で行う「両親学級」とは違う男性視点での産後の準備。知らなかった事もたくさんありました。このような企画は、男性は敬遠しがちですが参加してよかったと思っています。わかっていると思っていた妻との認識もズレがあって再認識できましたしね。
「産後クライシスを回避せよ」にご用心! | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
【バースプランは産後まで。】
コメント
やって欲しい家事まさにその3つです!!しかも、ゴミは家中のゴミをかき集めるところから!!あまりにもビンゴでびっくりしました。
男性も産後うつになるのですね・・・うちの場合はなさそうですが。。。
私も二人目は里帰りはしないので、夫にがんばって欲しいです。ぜひ、夫にご教授ください!!
andyさんこんにちは。
>欲しい家事まさにその3つです!!
やはりそうなんですね。私は「洗濯」と自信満々に答えたら、妻からパパの洗濯物と子供の洗濯物を一緒に現れると嫌だし…みたいな事を娘にい言われるならまだしも早々と妻の口から言われショックでした。
旦那さんの「ゴミ捨て」はやはり殆どが「運び屋」でしたね。私も分別は心がけてはいるのですが、妻によく怒られるからできてないのでしょう 😆
>男性も「産後うつ」・・・
私も初めて知ったんですよ。男性も産後うつになるらしいのです。初産の時とかだと旦那さんも張りきりすぎて、仕事、家事、育児にがんばるのですが、気合が空回りして「俺は役にたたない・・・」⇒「鬱」になってしまう例が多いそうです。
andyさんも二人目おめでとうございます!ウチもあと1ヶ月です。また子育て情報交換しながらがんばりましょう!