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「母になるなら流山市」の理想と現実。

流山おおたかの森小中学校みなさんこんにちは。昨年は多数のメディアに取り上げられ、一躍子育てしやすい街として人気が上がりました流山市。確かにこの街に降り立つと少子高齢化とは思えない程、公園・広場には子供達が溢れ、働き盛りの世代がショッピングセンターに溢れています。

休日の流山市は”石を投げれば子供にあたる”といっても過言でないくらい子供(子育て世帯)が増えています。これは、「母になるなら流山市」のシティーセールスを掲げ、DEWKs世代を取り込む施策が行われていたから。昨年末には18万人を突破しここ10年で2万人近くの人口増となっています。特にここ数年では話題が話題を呼び、急激な人口増に繋がっているようです。

ただ、この急激な人口増に、最近では流山市のニュースに「想定外」、「異例」、「誤算」との文字が含まれるタイトルが増えてきました。これは「子育てしやすい街」としてうたっているにもかかわらず、教育関連のインフラ整備が追い付かず、保育園の待機児童が増えてしまったり(H28年4月:146人)、小学校の教室が足りなくなったりと想定外の状況になってきているからです。2015年に開校したばかりの「おおたかの森小中学校」では、すでに増築が発表され、更に昨年12月には、新たにおおたかの森地区に小学校の新設を検討するとの表明もありました。

流山市待機児童状況

今月発行の「広報ながれやま1月11月号」に、教育・子育て環境の充実に力を入れていく旨が掲載されています。ハード面はの整備は進みそうですが、今後はソフト面でも課題が出てきそうです。全国的にも問題になっている保育士不足。これは流山市も同様で、「都心至近」が故、より有利な条件を求めて給与の高い東京都内などに転職する保育士が多くなっているとの事です。

この状況対し流山市では、「保育士修学資金貸付け事業」や、保育士用宿舎を借り上げ「家賃補助」など、市としても保育士の確保に奔走しているようですね。また、保育園に対し「第三者評価」受審を設けるなど、教育の『質』への向上も推進していくとのことです。

人口が増え街が発展していくのは住人としては嬉しいことですが、同時に課題や問題も増えていくものです。今後はこれらの課題もクリアして、新たな街づくりのステージに進んでいって欲しいです。わが子も含め、このたくさんの子供達が、将来も流山に住み続けたいと思ってくれる街に発展することを願いたいです。

【H28.12発行】近藤みほ通信 vol.7 | 流山市議会議員 近藤みほ Official Site
H28年12月発行の近藤みほ通信 vol.7です。

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