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栄光の機関車 流山市総合運動公園の「デゴイチ」を改修。

みなさんこんにちは。大きな公園の片隅にひっそりと鎮座している機関車達。流山総合運動公園にもありますね。風雨に晒された機体は見た目かなりくたびれてしまっているこの機関車、実は「なんでも鑑定団」行きばりのお宝機関車だったんです。

現在は車両のアスベスト問題により柵内への立ち入りは出来なくなっています。@kamichikiが流山に越してきた頃にはすでに柵が張られていたので、すでに数十年という長期間立ち入り禁止となっています。

流山市の「デゴイチ」ことD5114は、関東の保存機では珍しい初期型「ナメクジ」といわれていた機体。1936年2月29日製造された15台のうちの一台で、D51形の実質1号機が14号機らしく実は大変貴重な一台との事です。北海道で走っていたのですね。全走行距離は2352349kmに及び地球を約59週走ったとの事です。

流山総合運動公園機関車

D5114履歴(機関車データベースより抜粋)
1936-2 汽車製造大阪工場 製番1371大阪局配属
1936-3 吹田
1936-6 鷹取
1940-9 函館
1945-9 岩見沢
1948-6 滝川
1949-3 旭川
1952-10 名寄
1973-7 廃車

D5114

宗谷本線 塩狩峠 1970.3.28
写真集「SL現役の頃」に続くSL後の写真もデジタル化。現役の頃/その後/現在、の写真を取り混ぜご紹介。
D5114 機関車データベース (形式D51) - デゴイチよく走る!
蒸気機関車D5114(形式D51)の履歴と生い立ち

 

また、全国の保存機関車を巡っている「海水浴特急」さんのブログにも詳細が書かれていました。

関東の保存機では珍しい初期型「ナメクジ」D51です。ここも高いフェンス内は立入禁止で、外から眺めるだけです。機関車は近年整備されていないようで、塗装は色褪せ黒いはずの機関車が白っぽく見えます。長く北海道で活躍したカマなので密閉型キャブとなっていますが、テンダー側も塞がれているものは珍しいですね。最大の特徴であるナメクジは、やはり他のD51とは全く違った雰囲気を演出しています。屋根付きで長期間立入禁止となっていたので部品の破損・欠品も少ないようです。
東京から一番近いナメクジ型D51。ちゃんと整備さえすれば、きっとその美しい勇姿を取り戻すことができることでしょう。

https://blogs.yahoo.co.jp/windroad917/10535661.html

 

さて、前置き長くなりましたが、流山市総合運動公園のD5114。この貴重なデゴイチが改修されるとの事です。先日完成した大型遊具同様、ふるさと納税による寄付金を利用して改修工事が行われるようです。流山総合運動公園は現在再整備中ですが、同様にデゴイチも昔の勇姿を取り戻して公園の顔となってもらいたいですね!

総合運動公園のSL等を改修するため、ふるさと納税による寄附を募集中です! 3万円以上ご寄附いただいた方のお名前をご希望により現地の案内板に掲載することができます。

【寄附の方法(インターネット)】
1.ふるさとチョイスにアクセス
2.寄附金の使い道「ふるさと緑の基金(SL等改修)」を選択
3.必要情報を入力して寄附

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